ガラスコーティングについてのよくある”疑問”にお答えします!


親水・疎水・撥水・滑水ってどう違うのですか?

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親水タイプは水を弾かず、ジワジワと全体的に水が引いていく感じです。撥水タイプは水を弾いて水玉がコロコロと転がっていく感じです。滑水タイプは撥水と疎水が交わったような撥水タイプの進化版です。コロコロ程まで行かず水滴全体が滑って行くような感じです。疎水性は親水タイプより撥水し滑りが良い親水性の進化版です。どのタイプが優れているかは正直一長一短で、お客様の好みになります。

親水タイプはジワジワと流れていくため、水垢の原因にもなりにくくなってきています。撥水タイプのように見ていて気持ちが良い等ではなく、水玉が出来にくい分濃色車などではダメージを受けにくくトラッブルが起きにくいコーティングと実感しております。

今現代の超撥水タイプのコーティング剤は撥水性に物凄く優れコーティング剤の質も上がり、昔いわれていたようなウォータースポットの原因にはなりにくく、誰もが見ていて気持ちいいほど弾いてくれます。

滑水タイプは撥水タイプに最も似ていますが各水滴全体がコロコロと流れるのではなく水玉同士がくっついてさっと流れていきます。実際は撥水と呼んでも間違いが無いほど水を弾きます。

疎水タイプは親水タイプのようですが塗装面に水が付着しにくい性質で親水状態の撥水コーティングです。撥水のようにコロコロとなりにくく、親水の様に全体が水同士がくっつき合い撥水していきます。

コーティングのメニューによって価格の差が大きいのはなぜですか?

使用するコーティング剤その物の価格差はもちろん、施工にかかる工程や手間が全く違うからです。そもそも高価な液剤を使用してもそれだけで優れた効果が出るわけありません。そんな事が可能であれば磨き屋の立場もありません。

コーティングといっても入念な下地処理とコーティング技術、そしてそのコーティング剤の持つ最大限の性能を引き出す為の特殊な処理技術とそれに伴う時間が必要になってきます。

今やネット等でご自分で新車以上の輝きピカピカガラスコーティング!等の宣伝だけで誰でも出来るという非現実的な情報が出回っているのが現状です。

そんな素敵な薬品があれば世の中新車以上の車で膨れあがっています。あくまでも傷だらけでも塗装に艶が増えて綺麗に見える。←これ以上は不可能です。

ボディーの傷は綺麗になりますか?

専用の機材・溶剤で磨き上げますのでその段階で元々の状態より遥かに綺麗になります。しかしボディーの状態により不可能な場合もあります。塗装の下地まで見えているもの・クリアー剥げが起きているもの・塗装自体が腐食してしまっているものは残念ながら磨きでは直せません。また深い傷は目立たなくなっても取りきれない傷もあります。もちろんですが塗装では綺麗に直せます。

浅い線キズや洗車キズなんかはほとんどの場合綺麗になります。誤解を招く部分ですのでご説明致しますが、コーティングを施工してもらったから無傷になる。は100%不可能です。金額に応じてどの程度の仕上がりを求めるかはお客様次第です。新車でも無傷の車両はありえません。蛍光灯の下ではピカピカの無傷に見えても水銀灯や太陽光などの特殊な光源の下では必ず傷が見えてしまいます。如何に安値で施工してほしい=磨き工程で時間もかけれない、高価な薬剤も使えない。全く同じコーティング施工の価格の差は下地処理に最も時間と手間をかけるかで仕上がり後の状態が大きく変わります。

消せない傷の例です↓
タッチアップされた箇所はもちろん深い線傷は無理に磨くと塗装が剥げてしまいます。
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市販のコーティング剤やワックスの使用は大丈夫?

市販簡易コーティング剤は数百と種類があるので絶対だめとは言えませんが後々トラブルになる可能性があるので当店では責任が取れませんので使用は避けて頂いています。

またワックス掛けの必要はございません。しかしどうしてもワックス掛けをしたい場合はノーコンパウンドタイプのワックスをご使用ください。(コーティングの種類によってはワックス掛けがNGの場合もございますので詳しくはお問い合わせください)

特殊な性能を持っているコーティングに撥水効果のあるワックスがけをすること自体非現実的なのが事実です。各コーティングにはそれに見合った液体メンテンスローションがありますので施工も簡単でコーティングにもダメージを与えないのでお勧め致します。

他店ではメンテナンスフリーと書いてあるところがあるけど実際は?
他店では1年後のメンテナンスは施工店の利益!絶対不要!とあるけど実際はどう?

当店では完全メンテナンスフリーはまずあり得ないと考えています。どんなコーティングであれ現状では全く汚れが付かないというのは考えられないからです。

コーティングを施工された方であれば分かる事なのですがどんな高価な施工をされても汚れ・傷は100%付いてきます。1年毎のメンテナンスは施工された車両の今後の状態に大きく変わってきます。

ノーメンテナンスを推進する施工店では弱ってきたら再施工が理想です。再施工=多額な費用がかかります。言い方一つで愛車を大事にするお客様を騙すような事はしたくありません。

当社取り扱いのスーパーダイヤモンドメイクファイブスターは10年以上の耐久性がメーカー実験からも保証されておりますが、10年後に施工当時のまま等は奇跡としか言いようがありません。

コーティング被膜は残っているのは本当でも被膜が削れているのが現実です。1年ごとのメンテナンス時に車両の状態を確認し犠牲被膜を上塗し1年後でも元々のコーティング被膜を維持するのが経済的にも美的観賞にも優れていると当店では考えております。

ましてやコーティング未施工車よりも格段にメンテナンスが楽になりますので洗車嫌いの方でも洗車が楽しくなります。


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